【活動報告】0714植林イベントを実施しました
2024年7月14日(日)小雨も降る中でしたが、昨年度に続いて同じ場所において植林イベントを実施し、早成桐70本をCRF会員の皆様とともに植樹しました。
昨年度に植樹した木は、大きいものでは3m以上になっているものもありましたが、一方で低成長のものや無くなってしまったものもあり、当日は植林におけるこれらの様々な影響要因についても学びながら、植林を行いました。
今後もCRFは植林イベント等を通じて、カーボンニュートラルに貢献する事業を応援していきます。
図 2024年7月14日 植林イベントの様子
2022年度第4回CRオンラインサロンを開催しました。
当法人では、会員の方を対象にオンラインでの講演会を月1回程度開催しております。今回、8月29日に第4回CRオンラインサロンを開催し、約200名の方に聴講頂き、3件の講演を頂きました。
今回は、「CO2の見える化」をテーマにCRF会員3社から講演を頂き、講演者とのパネルディスカッションなども実施しました。また、ご講演後にブレークアウトルームを使った個別のご相談会も実施いたしました。
1.日時:8月29日(月) 15:00~16:30
2.方式:Web会議(Web-Ex会議)
3.内容
講演1:CCUSバリューチェーンをつなぐデジタルプラットフォームCO2NNEX(三菱重工業株式会社)
講演2:CO2を見える化するBASFのSCOTT(スコット)~ プライマリーデータを用いたCO2排出量算出ツール~(BASFジャパン株式会社 )
講演3:カーボンニュートラル実現に向けた未来シナリオのAIシミュレーター(株式会社日立製作所)
2022年度第1回カーボンリサイクルオンラインサロンを開催しました。
2022年4月20日にCRF会員限定のオンラインサロン(オンライン講演会)を行い約200名を超える方にご出席を頂きました。今回は、カーボンプラシングについて環境経営学の第一線でご活躍されている早稲田大学早稲田大学・政治経済学術院教授、同・環境経済経営研究所所長の有村俊秀先生にご講演を頂きました。
有村先生からは、カーボンプラシングの内外の動向について分かりやすくご講演を頂き、今後の日本のカーボンプラシングについて会員からの質疑にもお答え頂きました。
日時:2022年4月20日(水) 13:30-15:00
方式:オンライン(Zoom会議)
内容:
1)カーボンプライシングを巡る内外の動向と今後の展望
(早稲田大学・政治経済学術院教授、同・環境経済経営研究所所長 有村 俊秀 先生)
2021年度第9回カーボンリサイクルオンラインサロンを開催しました
2022年3月30日にCRF会員限定でオンラインサロン(講演会)を行いました。今回は、2021年度CRF研究助成採択テーマから2件のご講演を頂きました。
1件目は生物が行う鉱物化(バイオミネラリゼーション)をヒントとしたCO2固定化の可能性について、北里大学の安元先生にご講演を頂きました。本テーマは、NEDO事業にも採択されています。
もう1件は、ゲノム構築技術の可能性について、東京工業大学の相澤先生からゲノム解読・編集・構築の技術の歴史や最新動向、そして研究助成で実施中の水素酸化細菌のデータ基盤構築についてご講演を頂きました。
講演後、Zoomのブレークアウトルームを用いて講演者と直接質問する時間を設け、聴講者と活発に意見交換を頂きました。
日時:2022年3月30日(水) 16:00-17:30
方式:オンライン(Zoom会議)
内容:
1)バイオミネラリゼーションによるCO2固定の可能性
(北里大学 海洋生命科学部 安元 剛 講師)
2)ゲノム構築技術の可能性 〜妄想から社会実装へ〜
(東京工業大学 生命理工学院 相澤 康則 准教授)
2021年度第8回カーボンリサイクルオンラインサロンを開催しました
2月24日(木)16時よりカーボンリサイクルファンド(CRF)会員を対象としたオンラインサロンを開催しました。今回は、CRF事務局より、欧米のスタートアップの動向や来年度の寄付金事業(広報・研究助成活動)の充実化について説明しました。約70名の方にご出席を頂き、来年度事業・事務局運営などについてのご意見を頂きました。頂いたご意見を来年度の計画に反映し、より充実した活動ができるようしていきます。
【概要】
1.日時:2月24日(木) 16:00~17:30
2.方式:Web会議(Zoom会議)
3.内容
1)CRFからの情報提供
タイトル:欧⽶のカーボンリサイクル/CCUSの動向
講演者: CRF事務局
2)CRFからの報告
タイトル:2022年度CRF寄付金事業広報・研究助成活動の充実化
講演者:CRF事務局
2021年度第7回カーボンリサイクルオンラインサロンを開催しました
2月4日、CRF会員向けに2021年度第7回CRオンラインサロンを開催致しました。
約100名の参加者に、グリーンイノベーションプロジェクト部会の委員も務められている東京大学馬田隆明先⽣から新技術を社会実装するために必要な事柄についてのご講演を頂きました。また、CRF会員の三菱商事株式会社からは、日本郵船株式会社と共同で実施された「スタートアップ育成プログラムStartupbootcamp Decarbonize」についてご講演を頂きました。
会議後はZoomのブレークアウトルームを用いて、講演者への個別質問等を行い、活発にご議論頂きました。
【概要】
1.日時:2月4日(金) 16:00~17:30
2.方式:Web会議(Zoom会議)
3.内容
<新技術の社会実装について>
未来を実装する -テクノロジーで社会を変⾰する4つの原則-
(東京⼤学産学協創推進本部FoundX ディレクター ⾺⽥隆明先⽣)
<CRF会員紹介>
スタートアップ育成プログラムStartupbootcamp Decarbonize
(三菱商事株式会社)
2021年度第6回CRオンラインサロンを開催しました。
12月18日、CRF会員向けに2021年度第6回CRオンラインサロンを開催致しました。
約100名の参加者に、LCAについての丁寧な解説と国際動向等についてのご講演とCO2吸収源として重要な土壌固定(バイオ炭)についてご講演を頂きました。
会議後はZoomのブレークアウトルームを用いて、講演者への個別質問等を行い、活発にご議論頂きました。
1.日時:2021年12月17日(金) 16:00~18:00
2.方式:Web会議(Zoom)
3.内容
1)LCAについて
タイトル:GHGの削減貢献量とISOのカーボンニュートラリティ
ご講演者:一般社団法人日本LCA推進機構 稲葉 敦 様
2)土壌固定について
タイトル:バイオ炭を使った農地炭素貯留(Jクレジット)と農作物のエコ・ブランド化「クルベジ COOL VEGE」
ご講演者:立命館大学OIC総合研究機構 柴田 晃 教授
2021年度第5回CRオンラインサロンを開催しました。
11月29日、CRF会員向けに2021年度第5回CRオンラインサロンを開催致しました。
約100名の参加者に、2021年度に採択された研究助成から2件ご講演を頂きました。
会議後はZoomのブレークアウトルームを用いて、講演者への個別質問等を行い、活発にご議論頂きました。
1.日時:2021年11月29日(月) 16:00~17:30
2.方式:Web会議(Zoom)
3.内容
1)21年度研究助成
タイトル:石炭灰にCO2を固定した炭酸塩のコンクリートへの適用について
ご講演者:大成建設株式会社 技術センター社会基盤技術研究部 大脇 英司 様
ご講演者:一般財団法人石炭フロンティア機構 大中 昭 様
概要:石炭灰を用いてCO2を固定する技術と,カーボンリサイクル技術による炭酸塩のコンクリートへの適用について概説します。
2)21年度研究助成
タイトル:分離膜を用いたネガティブエミッションテクノロジーの可能性とその応用
ご講演者:九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 藤川 茂紀 教授
概要:地球温暖化対策として、CO2排出削減が進められているが、それに加えて、現在は、すでに大気中に放出され、拡散しているCO2を直接回収しなければならい状況となっています。このために大気から直接CO2を回収する技術、Direct Air Captureが注目を集めています。本講演では、このDirect Air Captureについての概要を説明し、特に最近我々が注力している、分離膜を用いたDirect Air Captureについてご紹介します。さらに、回収したCO2のカーボンリサイクルをするために、この膜ベースのDirect Air Captureがどのような可能性を持っているかについてもご紹介いたします。
2021年度第2回CRオンラインサロンを開催しました。
当方法人では、会員向けにオンラインサロンを開催しております。
2021年5月25日15時から約100名の聴講者にご参加頂き、2021年度第2回CRオンラインサロン(通算第7回目)を開催しました。
次回、2021年度第3回CRオンラインサロンは7月下旬ごろ実施予定です。
【概要】
1.日時:5月25日(火) 15:00~16:30
2.方式:Web会議(Microsoft Teams)
3.内容
【ご講演1】
表題: 会員企業紹介BASFジャパン株式会社
【ご講演2】
表題:熱エネルギーへの変換に依存しないバイオマス・褐炭の新規高効率エネルギー変換法の開発
ご講演者: 京都大学 蘆田 隆一 講師
概要:熱機関を利用した従来の発電方法では、「質」の悪いエネルギー形態である熱エネルギーへの変換を利用するため、発熱量の低いバイオマスや褐炭からの発電効率が非常に低い。我々は、バイオマスや褐炭の高効率利用を可能とする、熱エネルギーへの変換に依存しない新たなエネルギー変換法の創出を目指している。本講演では、化学エネルギー変換を利用する我々の提案法のコンセプトと開発状況を紹介頂いた。
2021年度第1回CRオンラインサロンを開催しました。
当方法人では、会員向けにオンラインサロンを開催しております。
2021年4月21日16時から約70名の聴講者にご参加頂き、2021年度第1回(通算第6回)CRオンラインサロンを開催しました。
【概要】
1.日時:4月21日(水) 16:00~17:30
2.方式:Web会議(Microsoft Teams)
3.内容
【ご講演1】
表題:重イオンビーム育種技術を用いて早生樹育成に挑戦する
ご講演者:理化学研究所 仁科センター 阿部知子 様
概要:重イオンビームを照射した変異集団から有用系統を選抜する育種技術は、花卉植物から作物・清酒酵母・微細藻類・プランクトンなどに広がっている。イネや海藻などで大きくなる変異体が得られており、CRF研究助成を用いたコウヨウザンに本技術を適応し、早生樹育成に関してもご報告頂いた。
【ご講演2】
表題:カーボンリサイクルに関する瀬戸内地区および広島大学での取り組み
ご講演者:広島大学 市川貴之 教授
概要:カーボンリサイクルコンビナートと称して、瀬戸内海沿岸の化学工業の担当者と協議を始めている。将来的に様々な方法で回収されたCO2と、再エネ由来の低コスト水素を組み合わせて、カーボンリサイクルによる化学品合成を目指していきたい。これに歩みをそろえて、本年1月26日には、広島大学から,2030年までのカーボンニュートラル宣言を発表した。講演では、こうした産学官連携に基づくカーボンリサイクル及びカーボンニュートラルに関する地域の動きについて紹介頂いた。
2020年度第5回CRオンラインサロンを実施しました。
2021年3月18日(木)にカーボンリサイクルファンド(CRF)会員にご参加頂き2020年度第5回CRオンラインサロンを開催致しました。今回は、2020年度CRF研究助成活動の採択案件から1件、会員企業から1件のご講演を頂きました。
宇都宮大学 古澤准教授からは、これまで研究されてこられた触媒と独自の反応器に関する開発状況のご講演を頂き、株式会社CO2資源化研究所 湯川様からは、独自の水素菌を用いた食品や化学品への転換等に関する開発動向に関してご講演を頂きました。
〈2020年度第5回CRオンラインサロン〉
1.日時:2021年3月18日(木)16時00分~17時30分
2.場所:一般社団法人カーボンリサイクルファンド会議室(TeamsによるWeb会議)
3.方式:オンラインによるご参加
4.ご講演
講演1(2020年度研究助成活動採択案件)
タイトル:触媒化学と化学工学の異学問融合によるエネルギー・環境問題への新しいソリューションの提供
ご講演者:宇都宮大学 大学院地域創生科学研究科 古澤 毅 准教授
講演2(会員企業ご紹介)
タイトル:UCDI®水素菌によるCO2資源化 世界動向と当社のRD状況
ご講演者:株式会社CO2資源化研究所 代表取締役CEO/CSO 湯川 英明 様
2020年度第4回CRオンラインサロンを実施しました。
2021年2月26日(金)16時より、カーボンリサイクルファンド(CRF)会員約80名を迎え、2020年度第4回CRオンラインサロンを開催致しました。今回は、2020年度CRF研究助成活動で採択案件から2名の方にご講演を頂きました。
富山大学 椿教授からは、CO2の水素化反応に係るカプセル型触媒の開発、3Dプリンターの活用による反応器の小型化、CO2やCOとH2からパラキシレンの直接合成する世界初の触媒、低温メタノール合成プロセス開発に関してご講演頂きました。
(一財)エネルギー総合工学研究所 加藤様からはネット・ゼロCO2排出達成に向けた課題に関して独自ツールを用いたシナリオ分析などに関してご講演を頂きました。
〈2020年度第4回CRオンラインサロン〉
1.日時:2021年2月26日(金)16時00分~17時30分
2.場所:一般社団法人カーボンリサイクルファンド会議室(TeamsによるWeb会議)
3.方式:オンラインによるご参加
4.ご講演
ご講演1
表題:新しいCO2の水素化反応を実現したパワフルな触媒
ご講演者:富山大学 椿 範立 教授
ご講演2
表題:ネット・ゼロCO2排出達成に向けた課題
ご講演者: (一財)エネルギー総合工学研究所 加藤 悦史 様
2020年度第3回CRオンラインサロンを開催しました
2021年2月5日(金)に2020年度第3回CRオンラインサロンを開催しました。
当法人(CRF)の会員約100名の聴講者を迎え、2020年度CRF研究助成活動にて採択された中央大学 原山重明教授から微細藻類を用いたバイオ燃料製造に関してのご講演とCRF会員企業の一般財団法人石炭エネルギーセンター 齊藤知直様から欧州と米国のカーボンリサイクル技術の開発動向に関してご講演頂きました。
原山重明教授からは、微細藻類の育種に関して遺伝子改良技術などを解説頂き、CRF研究助成活動で実施中の研究開発についてもご講演頂きました。齊藤知直様からは、カーボンリサイクルの国際会議(Carbon Dioxide Utilization Summit)へ参加された結果や欧米の企業訪問で得られた情報に関してご講演頂きました。
2020年度第3回CRオンラインサロン
1.日時:2021年2月5日(金) 16:00~17:00
2.方式:Web会議(Microsoft Teams)
3.内容
16:00~16:30
表題:微細藻類を原料としたバイオ燃料の製造
ご講演者:中央大学 理工学部 研究開発機構 原山重明教授
16:30~17:00
表題:欧州及び米国におけるカーボンリサイクル技術開発動向
ご講演者:一般財団法人石炭エネルギーセンター 技術連携戦略センター 齊藤知直様
2020年度臨時社員総会を開催しました。
2020年12月8日に2020年度臨時社員総会を開催し、寄付金規則の改定について決議されました。また、臨時社員総会後、CRオンラインサロンを開催し、本年度研究助成活動で採択された東海国立大学機構名古屋大学 片山新太教授の講演を行いました。
【9/17】カーボンリサイクルファンドオンラインキャリアセミナーを実施しました。
2020年9月17日にカーボンリサイクルファンドオンラインキャリアセミナーを開催しました。当日は学生50名、企業・行政より100名に申し込み頂き、活発な意見交換が行われました。
第1部では「カーボンリサイクルが示す未来」と題してカーボンリサイクルの分野を牽引する各社の代表者が議論を交わしました。各社よりカーボンリサイクルに関する取組を紹介した後、技術を実装していく中でどのような視点が必要なのかについて話しました。一般社団法人カーボンリサイクルファンドの会長でもある小林喜光氏は、「脱炭素から循環炭素へと考えを変えていく必要があります。人類の意識をかえていってこそ地球が変わっていくのです。」と話しました。各企業からは、持続可能な開発目標(SDGs)で誓われている「誰一人取り残さない(leave no one behind)」のように、地域や国の状況に合わせたカーボンリサイクルファンドの技術の実装が必要であるとの意見が出ました。
▲パネルディスカッションの様子
▲パネルディスカッションの様子
<パネルディスカッション登壇者>
出光興産株式会社 常務執行役員 資源部門統括、ベトナムプロジェクト担当 鷺島 敏明 氏
電源開発株式会社 特別顧問 北村 雅良 氏
株式会社三菱ケミカルホールディングス 取締役会長 小林 喜光 氏
株式会社ユーグレナ 代表取締役社長 出雲 充 氏
モデレーター 株式会社リバネス 代表取締役グループCEO 丸 幸弘
第2部では各社が事前に設定したテーマに沿ってオンラインツールを用いて大学生・大学院生とグループディスカッションを行いました。ここでは、参加者から企業に向けて、「どのようにして技術を実装していくのか?」や「自分の研究をどのように活かせるのか?」など積極的な問いかけもあり、活発な議論が交わされました。
▲オンラインブースセッションの様子(現地)
▲オンラインブースセッションの様子(ZOOM画面)
参加者からは、「あまり馴染みのなかったカーボンリサイクルという言葉が、自分にもできる何かを探すきっかけになった」や「この課題には様々な研究者と企業が意見を出し合わないといけないと感じた」との声が聞かれました。
実施概要
日時:2020年9月17日(木) 14:30-17:30
プログラム:
第1部 14:30-15:20 開会およびパネルディスカッション:Youtube Liveにて配信
第2部 15:30-17:30 グループディスカッション:Zoomを用いたオンラインミーティング
主催:一般社団法人カーボンリサイクルファンド
運営:株式会社NKB、株式会社リバネス
参加企業:出光興産株式会社、電源開発株式会社、三菱ケミカル株式会社、株式会社ユーグレナ
第1回臨時社員総会を開催しました。
第1回臨時社員総会を開催し、定款の変更、会員規則、寄付金規則、企画委員会規則の制定について決議されました。また、当法人のロゴデザインを発表しました。
第4回カーボンリサイクル協議会(11/8開催)にて、当法人の橋口専務理事が当法人の今後の方針等を説明しました。
経済産業省が開催した「カーボンリサイクル協議会」の第4回会合で、橋口専務理事が当法人の設立経緯や今後の方針等について説明しました。
経済産業省資源エネルギー庁カーボンリサイクル室の南亮室長から、「企業の発意でつくって頂き、頼もしく思っている」との期待の声をいただきました。
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