お知らせ 研究助成活動の採択テーマがJST/OPERAで継続研究されます
一般社団法人カーボンリサイクルファンドは、2050年カーボンニュートラルに資する成果を期待し、毎年約1億円規模の寄付金を原資とした助成活動(上限1千万円/件・約10件採択)を行っております。
この度、2020年度、2021年度と継続して採択された中央大学研究開発機構 原山 重明教授が実施されてこられた「バイオ燃料と高付加価値商品の同時生産のためのパラクロレラの育種」及び「微細藻由来バイオ燃料実用化のボトルネック解消のための育種」が、東京大学を中心としたJST/OPERA機能性バイオ共創コンソーシアム(Co-creation Consortium for Functional Bio-Research)の中で株式会社アルガルバイオと共同で継続開発することが決定致しました。
原山教授は、油脂生産性の高いパラクロレラに着目し、遺伝子解析・編集を通して、油脂生産性の向上と機能性向上を図る基礎研究について、本助成活動を通して実施されました。株式会社アルガルバイオは、予てより藻類の健康・食糧・環境領域を中心に様々な産業への利用促進に向けた研究開発を推進する中、本研究で一部を共同実施するなど関係性を深め、この度、上記コンソーシアムの一部として継続開発する運びとなりました。
当法人では、本研究助成活動を継続するとともに、カーボンリサイクルの社会実装を後押しすべく様々な活動を行ってまいります。引き続き、皆様のご支援・ご協力をお願い致します。
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https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/functionalbio/opera.html
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