Carbon Recycling News カーボンリサイクルニュース

公募情報 2024年度研究助成活動に係る公募を開始します

日本においては2023年2月に閣議決定された「GX実現に向けた基本方針」において、2030 年度の温室効果ガス 46%削減、2050 年カーボンニュートラルを実現することを目指すこととされました。また、2023年6月には「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律」(通称:GX推進法)が施行され、GXを推進するための新たな投資支援政策等が進められています。

この様な背景により、一般社団法人カーボンリサイクルファンド(CRF)では、研究助成ファンドを創生し、下記記載のような趣旨に基づきカーボンリサイクルに係る研究へのグラント交付を行っています。詳細については、以下URLをご確認ください。

 

【募集趣旨】

  • 〇CRFは、炭素循環(カーボンリサイクル)のイノベーションの創出の重要性に着目しており、CRF研究助成ファンドによるグラントの公募を5月7日(火)に開始いたします。
  • 〇組織は問わず、研究者個人(又はチーム)でご応募頂きます。2050年カーボンニュートラルに資する研究成果を期待しており、化学品・燃料転換、鉱物化をはじめバイオ等のネガティブエミッションなど幅広い分野からの応募を可能としています。
  • 〇国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)等と連携したプログラムになっており、過去の成果が国プロジェクトにつながった例もございます。また、ビジネス化に向けての支援をさせて頂いております。
  • 〇さらに、カーボンニュートラルの実現では、国境を越えた取組みが重要です。そのため、海外の企業・研究機関と連携した研究を期待しています。
  • 〇CRFはカーボンリサイクル大学(ワークショップ形式の教育プログラム)を実施するなど、人材育成に力を入れており、若手研究者からの多くの応募を期待しております。
  • 〇なお、趣旨は同様ですが、2022年度から応募様式が簡易なスタートアップ枠を設けており、今年度も設ける予定としています。

※スタートアップ枠は一般公募枠と併願可能です。

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