カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.11.24)
事務局の都合により、1日はやいですが、今週のカーボンリサイクルにかかるニュース配信を送付しますので、動向把握にご活用頂ければ幸いです。
ぜひ社内に展開してご活用ください。
主要なニュースは今週のトピックスとして本メールに記載しております。
また、特にカーボンリサイクルに関連が深いと思われる記事やその他、事務局が注目した記事は、エクセルに黄色のセルで色分けして、一言コメントを入れています。
<今週のトピック>(メディアで重複して配信されたニュースや事務局が注目したニュースを記載します)
(1)Airbus and Air Canada invest in Canadian carbon capture plant
エアバスとエア・カナダはどちらも、直接空気炭素回収貯留(DACCS)技術を開発しているカナダ企業への投資を発表。炭素回収は、機体と航空会社の両方から、航空を脱炭素化する手段と見なされています。エアバスとエア・カナダは、カナダの炭素回収プラントに投資しています
https://airinsight.com/airbus-and-air-canada-invest-in-canadian-carbon-capture-plant/
(2)Asian outlook on carbon capture, utilisation and storage
炭素の回収、利用、貯留に関するアジアの展望
(3)中国は世界で唯一大規模な石炭水素製造を行う国に
中国の2020年の水素製造量は約3300万トンで、世界の約3割を占めた。中国の約3分の2の水素が石炭水素製造工場で製造され、水素製造業界の二酸化炭素(CO2)排出量は3億6000万トン。中国は現在、大規模な石炭水素製造を行う世界で唯一の国になっている
http://j.people.com.cn/n3/2022/1118/c95952-10173321.html
(4)初のブルー水素一貫実証 CO2圧入、アンモニア製造も/INPEX
INPEXは15日、製造工程で排出される二酸化炭素(CO2)を回収・貯蔵することで排出を実質ゼロとみなすブルー水素・アンモニアの製造から利用までを一貫して行う国内初の実証実験に取り組むと発表
http://www.gas-enenews.co.jp/news/?action=view&id=5048
(5)CEMEX B de C : strengthens commitment to decarbonize the construction value chain
CEMEXは、脱炭素化ロードマップの一環として、ゲームを変える技術の実装を加速することを目指しているため、新しいCCUSプロジェクトを発表しました。
CEMEXの現在のCCUSプロジェクトポートフォリオは、年間300万トン以上の炭素排出を回避する可能性があります
(6)Vopak and PETRONAS to tackle CCS value chain in Southeast Asia
世界有数の独立系タンク貯蔵会社であるVopakとマレーシアの国営石油・ガス会社Petroliam Nasional Berhad(PETRONAS)は、東南アジア地域における炭素回収貯留(CCS)のバリューチェーンの開発に関する覚書(MoU)に署名
https://www.fuelsandlubes.com/vopak-and-petronas-to-tackle-ccs-value-chain-in-southeast-asia/
(7)$28.9m in grants issued to help improve soil carbon technology
オーストラリア/8つの革新的なプロジェクトは、土壌有機炭素を測定するための信頼性の高い低コスト技術の開発を加速するために、政府の5,000万ドルの全国土壌炭素イノベーションチャレンジの最初の開発および実証助成金ラウンドの下で2,890万ドルの助成金を共有
https://www.beefcentral.com/carbon/28-9m-in-grants-issued-to-help-improve-soil-carbon-technology/
(8)Hanson report another carbon capture breakthrough
プラントの既存のウェットスクラバー内でリサイクルコンクリートペースト(RCP)を強制的に炭酸化することで、30分以内に高いCO2吸収が可能になり、排出物が大気中に入るのを防ぐことができることを証明
https://www.agg-net.com/news/hanson-report-another-carbon-capture-breakthrough
(9)Air Liquide and TotalEnergies unveil €130m hydrogen project
エア・リキードは、フランスのグランピュイ製油所からの残留バイオガスを使用する新しい2万トン/年の水素施設を建設する1億3000万ユーロのプロジェクトを発表
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.11.18)
今週のカーボンリサイクルにかかるニュース配信を送付しますので、動向把握にご活用頂ければ幸いです。
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主要なニュースは今週のトピックスとして本メールに記載しております。
また、特にカーボンリサイクルに関連が深いと思われる記事やその他、事務局が注目した記事は、エクセルに黄色のセルで色分けして、一言コメントを入れています。
<今週のトピック>(メディアで重複して配信されたニュースや事務局が注目したニュースを記載します)
(1)Pertamina, ExxonMobil agree to develop CCS for decarbonization
ジャカルタ(アンタラ)-プルタミナとエクソンモービルは、経済成長をサポートしながら炭素排出量を削減するための炭素回収貯留(CCS)の開発に関する協力協定に署名
https://en.antaranews.com/news/260177/pertamina-exxonmobil-agree-to-develop-ccs-for-decarbonization
(2)Biden unveils investments in carbon capture and transport
バイデン大統領は、エクソンモービルと国営エネルギー会社プルタミナとの間の炭素回収に関する2.5億米ドル(RM11.7bil)の合意を含む、気候や食料安全保障などの分野にまたがるインドネシアへの多くの投資を発表
(3)Japan’s Mitsui hunts for carbon storage sites in Asia-Pacific
三井物産は、日本の工場や発電所で発生する二酸化炭素をアジア太平洋地域に貯蔵する用地を確保し、2035年までに年間1,500万トンの貯蔵権を取得する予定
(4)The world’s first CO2 battery for long-duration energy storage is headed to the US
世界初のCO2バッテリーのメーカーであるイタリアのスタートアップEnergy Domeが、正式に米国市場に参入しています。Energy Domeのバッテリーは、二酸化炭素を使用して、風力と太陽光からのエネルギーをグリッドに蓄えます。
(5)Asia Cement to start CCUS in 2025 with TCRK technology
TCRKのセメント生産の脱炭素化のための新しいCCUSベースの戦略は、現在のセメント生産プロセスから回収された炭素を利用して低炭素セメント製品を生産し、バイオマス用の微細藻類を培養するための2つのプロセスを採用
https://www.cemnet.com/News/story/173818/asia-cement-to-start-ccus-in-2025-with-tcrk-technology.html
(6)Energy Impact Partners’ Frontier Fund Closes Oversubscribed at $485 Million
これまで、フォームエナジー(数日間のエネルギー貯蔵)、ニトリシティ(ゼロカーボン肥料)、カーボンアメリカ(ポイントソースカーボンキャプチャ)、サブライムシステム(電化ゼロカーボンセメント)、電気水素(低コストの再生可能なH2)、ロンドエナジー(工業用熱用の蓄熱)を含む12社に投資
(7)Backed by Airbus and Air Canada, company says it’s closer to pulling carbon from the sky
カナダのカーボンエンジニアリング社は、エアバスS.E.からの非公開の投資により、周囲の空気から直接二酸化炭素を引き出す独自の直接空気回収技術の産業規模の展開が加速し、脱炭素化を目指す航空会社にとって重要な機会を提供
(8)300 MW Net-Zero Natural Gas Power Plant Planned for Permian Basin
NET Power LLCは、天然ガスから電力を生産しながら排出量をほぼゼロにする革新的なシステムを検証するパイロットプロジェクトで、ペルム紀盆地に300MWのカーボンフリー発電機を建設するコンソーシアムを主導
https://www.naturalgasintel.com/300-mw-net-zero-natural-gas-power-plant-planned-for-permian-basin/
(9)大成建設ら/カーボンリサイクルセメントでU字溝、国交省直轄工事に試行適用
大成建設は16日、住友大阪セメントの人工石灰石を原料とするカーボンリサイクルセメントで製造したU字溝を、国土交通省東北地方整備局発注の「成瀬ダム原石山採取工事(第1期)」(秋田県東成瀬村)に試行適用したと発表
https://www.decn.co.jp/?p=147900
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.11.11)
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<今週のトピック>(メディアで重複して配信されたニュースや事務局が注目したニュースを記載します)
(1)China Launches First 10-million-ton CCUS Project to Probe into Decarbonization Solutions for Industrial Enterprises in East China
Sinopec」は、シェル(Shell)、China Baowu(宝鋼集団)、BASFと拘束力のないMoU(了解覚書)を締結し、中国東部で初の1000万トンの炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)プロジェクトを立ち上げた。
https://www.asianetnews.net/view-release?pr-id=98636
(2)Offshore CCS Projects Could Breath New Life Into Gulf Of Mexico
開発または計画段階にある6つのオフショア炭素回収貯留(CCS)プロジェクトにより、オペレーターは米国メキシコ湾に新しい命を吹き込むことを目指す。
(3)Breakthrough as scientists might have found a way to capture carbon emissions cheaply
国際的な研究者チームは、空気から二酸化炭素を除去できる安価で効率的な物質(ギ酸アルミニウム、またはALF)を発見しました。
(4)NET Power announces first utility-scale natural-gas fired plant with CCS
NET Powerは、炭素回収・隔離(CCS)を備えた初の実用規模の天然ガス火力発電所を開発および建設する計画を発表
(5)UK manufacturers getting Fit For hydrogen and carbon capture
ゼロカーボンハンバーパートナーシップの年間パイロットプログラムでは、Fit For Hydrogen(F4H2)およびFit For Carbon Capture, Use and Storage(F4CCUS)基準に向けて取り組みます。
(6)World’s first zero-emission gas plant announced in Texas
世界初のゼロエミッションガスプラントがテキサス州で発表
(7)’This is the evolution of energy’: Ottawa and Alberta kick in $461 million for clean hydrogen facility
アルバータ州の天然ガス資源は、液体水素を製造するために炭素回収技術と組み合わせて使用
https://www.coldlakesun.com/commodities/energy/renewables/ottawa-alberta-clean-hydrogen-facility
(8)Chevron and JERA advance lower carbon solutions in Asia Pacific and the U.S.
シェブロンコーポレーション(NYSE:CVX)は、シェブロンニューエナジー事業を通じて、JERAは生産を含む複数の低炭素機会について協力
(9)UK’s Carbon Re targets industrial emissions using AI
ケンブリッジ大学とUCLからスピンアウトしたCarbon Reは、重工業を脱炭素化するためのAIツールを開発するために、4.2百万ポンドのシード資金を調達
https://www.theengineer.co.uk/content/news/uk-s-carbon-re-targets-industrial-emissions-using-ai
(10)Chevron and MOL to study CO2 shipping from Singapore to Australia
シェブロン株式会社と三井OSKラインズ(商船三井)は、液化二酸化炭素(CO2)をシンガポールから豪州沖の恒久的な貯蔵場所へ輸送することについて、共同研究契約を締結
https://splash247.com/chevron-and-mol-to-study-co2-shipping-from-singapore-to-australia/
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.11.04)
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また、特にカーボンリサイクルに関連が深いと思われる記事やその他、事務局が注目した記事は、エクセルに黄色のセルで色分けして、一言コメントを入れています。
<今週のトピック>(メディアで重複して配信されたニュースや事務局が注目したニュースを記載します)
(1)Oxy Low Carbon Ventures and Natural Resource Partners L.P. Enter into CO2 Sequestration Agreement
OLCVは、テキサス州南東部に位置する恒久的な二酸化炭素(CO2)隔離ハブの評価と潜在的な開発に関する契約の締結を発表
https://www.webwire.com/ViewPressRel.asp?aId=296000
(2)GE Gas Power, DL E&C Advance CCUS Technologies in Asia
GEガスパワーは、韓国のDL E&Cと提携して、アジアの天然ガス発電所との炭素回収統合計画を策定し、施設での燃焼後の炭素排出を処理することを目標としています
https://www.environmentalleader.com/2022/10/ge-gas-power-dl-ec-advance-ccus-technologies-in-asia/
(3)Cement Australia partners with Mitsubishi Gas Chemical Company for green methanol trial at Gladstone cement plant
クイーンズランド州にあるセメントオーストラリアのグラッドストーンセメント工場は、グリーン水素と回収されたCO2からのメタノール生産の研究を主催します。日本を拠点とする三菱ガス化学はグリーンメタノール製造技術を提供し、水素と酸素の原料は現地で調達されます
(4)ABS and Rotoboost Collaborate on Groundbreaking Pre-Combustion Carbon Capture System
ロトブーストのTCDは、船舶内での継続的な水素製造と炭素回収を可能にします。このシステムは、液体触媒で天然ガスを水素と固体炭素に変換します。得られたガスは、燃料電池に、または燃焼エンジンまたはガス焚きボイラーのブレンド燃料として使用できます。
(5)Linde and SLB collaborate on CCS
リンデとSLBがCCSで協力
http://hydrocarbonprocessing.com/news/2022/10/linde-and-slb-collaborate-on-ccs
(6)A strategy to fine-tune the properties of Lewis bases for electrochemical carbon dioxide capture
ジョンズホプキンス大学、テキサス大学オースティン校、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者は、一連の酸化還元可能なルイス塩基(すなわち、配位共有結合に供与できる孤立電子対を持つ分子)の特性を用いて電気化学的にCO2を可逆的に捕捉して放出することができると発表
https://phys.org/news/2022-11-strategy-fine-tune-properties-lewis-bases.html
(7)Equinor and Centrica team up to develop East Yorkshire hydrogen hub
ノルウェーのエクイノールと英国のセントリカは、英国随一の水素製造場所としての地域の地位を強化することを目的として、イーストヨークシャーのイージントンに低炭素水素生産ハブの開発を模索するための協力協定に署名
https://www.offshore-energy.biz/equinor-and-centrica-team-up-to-develop-east-yorkshire-hydrogen-hub/
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.10.28)
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<今週のトピック>(メディアで重複して配信されたニュースや事務局が注目したニュースを記載します)
(1)大阪ガスら3社、合成メタンのサプライチェーン全体におけるCO2排出量の可視化に向け実証を実施
https://bizzine.jp/article/detail/8352
(2)Port of Immingham to open CO2 import terminal
開発されるCO2ターミナルは、英国各地の産業企業からのCO2排出量を南北海のバイキングCCSの大容量CO2貯蔵サイトに接続するための大規模な施設を提供
https://www.porttechnology.org/news/port-of-immingham-to-open-co2-import-terminal/
(3)LanzaTech and Woodside Energy announce strategic collaboration, $50M investment
オーストラリアに本拠を置く世界的なエネルギー企業ウッドサイド・エナジーと、米国に本拠を置く炭素回収・変革企業であるランザテックNZは、戦略的枠組み協定の署名
https://www.greencarcongress.com/2022/10/20221025-lanzatech.html
(4)Heidelberg Materials inks licence agreement with Leilac
CCUS技術のポートフォリオの継続的な拡大の一環として、ハイデルベルク・マテリアルズは、カリックスの子会社であるテクノロジー企業レイラックと無期限のグローバルライセンス契約を締結しました。
(5)Singapore, Sarawak partner to develop carbon capture storage
シンガポールとサラワク・プレミアは、炭素回収貯蔵と炭素クレジットの開発を検討するために協力
https://sbr.com.sg/energy-offshore/news/singapore-sarawak-partner-develop-carbon-capture-storage
(6)British Airways offers customers more sustainable travel choices with the introduction of new CO2llaborate programme in partnership with climate tech company CHOOOSE
ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)は、個人および法人のお客様向けに、旅行中の排出量の理解、計算、対処を支援するアップグレードされた気候ソフトウェアソリューションを発表
(7)World’s largest carbon capture plant to be built in Permian Basin
Occidental and Carbon Engineering Ltd.は、年間50万トンの二酸化炭素を排出する計画のために、盆地のサイトに取り組んでいる
http://www.okenergytoday.com/2022/10/99770/
(8)ArcelorMittal, BHP and Mitsubishi partner on green steel
BHPは、鉄鋼大手のアルセロール・ミッタルおよび三菱重工業エンジニアリング(MHIENG)と提携し、両当事者間の資金調達契約の署名後、アルセロール・ミッタルとのMHIENGの炭素回収技術の複数年にわたる試験で協力
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.10.21)
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(1)Wintershall Dea and HES unveil Wilhelmshaven CO2 hub scheme
ウィンターシャル・ディアとHESがヴィルヘルムスハーフェンのCO2ハブ計画を発表
https://splash247.com/wintershall-dea-and-hes-unveil-wilhelmshaven-co2-hub-scheme/
(2)Sasol, ArcelorMittal to jointly explore green hydrogen, carbon capture projects
グリーン水素とデリバティブの輸出ハブとしてのサルダーニャ地域の可能性、グリーン鉄鋼生産に関するグリーン水素およびデリバティブ調査を共同で進める
(3)Direct Air Capture could address energy industry carbon emissions in Houston
エクター郡の大規模なダイレクトエアキャプチャー(DAC)プラントで、「気候ソリューション企業」と称されるオクシデンタルの子会社である1PointFiveと提携して、詳細なエンジニアリングと初期のサイト建設が開始
(4)Schlumberger and RTI International partner to accelerate the industrialization of NAS carbon capture technology
シュルンベルジェは、非営利の研究機関であるRTIインターナショナルと契約を締結し、吸収ベースの炭素回収の効率を高める独自の非水溶媒(NAS)技術の工業化とスケールアップを加速
https://www.greencarcongress.com/2022/10/20221018-slb.html
(5)Wintershall Dea and HES join forces for CO2 hub in Wilhelmshaven
ウィンターシャル・ディアとHESがヴィルヘルムスハーフェンのCO2ハブで協力
https://www.offshore-energy.biz/wintershall-dea-and-hes-join-forces-for-co2-hub-in-wilhelmshaven/
(6)DOE Announces $7 Billion for Carbon Capture, Transport, and Storage Infrastructure
DOE、炭素回収・輸送・貯蔵インフラに70億ドルを拠出
https://www.jdsupra.com/legalnews/doe-announces-7-billion-for-carbon-6855449/
(7)Israeli, South Korean, companies sign MOU, taking partnership to next level
イスラエルに本拠を置く気候技術企業であるAirovation Technologies Ltd.は水曜日、韓国に本拠を置くKolon Industries Inc.と覚書に署名、Kolonの製造施設でのCO2回収のためのスケールアッププロセスで協力
https://www.israelnationalnews.com/news/361358
(8)Lithos, a Seattle agtech startup that uses basalt rocks to help farmers remove carbon, lands $6.3M
農業環境に炭素回収技術を適用しているシアトルのスタートアップLithosは、木曜日、629万ドルのシード資金調達ラウンドを調達。風化促進による農地での鉱物化固定
https://www.geekwire.com/2022/carbon-removal-company-lithos-lands-6-3m-for-ag-focused-climate-tech/
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.10.14)
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また、ニュース配信に対するご意見などもお寄せ頂ければ幸いです。
(1)Mitsubishi Shipbuilding Holds Keel Laying Ceremony for Liquefied CO2 Carrier
三菱造船は金曜日、液化二酸化炭素輸送用実証試験船(LCO2)の建造開始を記念してキール敷設式を行う
https://www.marinelink.com/news/mitsubishi-shipbuilding-holds-keel-laying-500029
(2)DOE Releases Opportunities for Nearly $4.9 Billion in Carbon Capture Technologies
エネルギー省(DOE)は最近、二酸化炭素回収システム、二酸化炭素輸送および貯蔵インフラの実証と展開を目的とした3つのプログラムに約49億ドルの資金提供機会を発表
(3)CCS事業化へ、排出者にCO2所有権/エネ庁、「取引・備蓄」可能に
https://www.denkishimbun.com/archives/235259
経済産業省・資源エネルギー庁は7日、CCS(二酸化炭素回収・貯留)を行う際の二酸化炭素(CO2)の取り扱いについて、方向性を示した
資料はこちらhttps://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/ccs_choki_roadmap/kokunaiho_kento/002.html
(4)BPH Energy raises $1.2m to pursue PEP-11 and hydrogen strategies
BPHエナジー(ASX:BPH)は、ニューサウスウェールズ州沖合での有名なPEP-11ガス炭素回収・貯蔵プロジェクトとともに、水素戦略を追求するために120万ドルの配置を完了
https://smallcaps.com.au/bph-energy-raises-pursue-pep-11-hydrogen-strategies/
(5)MOF Technologies raises £4.4m to help decarbonise heavy industries
クイーンズ大学発、ベルファストに本拠を置くMOF Technologiesは、炭素回収技術の展開を加速するために、シリーズA資金調達ラウンドで440万ポンドを調達しました。(https://www.moftechnologies.com/)
https://www.siliconrepublic.com/start-ups/mof-technologies-series-a-funding-cement
(6)Arkansas agriculture connected to $2.8B USDA Climate-Smart Commodities initiative
アーカンソー州は、温室効果ガスの削減、炭素貯蔵の改善、小規模農家や十分なサービスを受けていない農家のための新しい収入源の開発を目的とした米国農務省の28億ドルの気候スマートコモディティプログラムを通じて資金提供
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.10.07)
今週のカーボンリサイクルにかかるニュース配信を送付しますので、動向把握にご活用頂ければ幸いです。
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また、特にカーボンリサイクルに関連が深いと思われる記事やその他、事務局が注目した記事は、エクセルに黄色のセルで色分けして、一言コメントを入れています。
<今週のトピックス>(CRF事務局担当が注目したニュースや重複記事をピックアップ)
(1)CCT collaboration for Givaudan
フレーバー&フレグランスの巨人ジボダンは、再生可能な炭素から持続可能なフレグランス成分を開発するためのLanzaTechと研究協力
https://www.specchemonline.com/cct-collaboration-givaudan
(2)DOE to award up to $30M for direct air and ocean capture of CO2; conversion to fuels and chemicals
米国エネルギー省(DOE)の化石エネルギー・炭素管理局(FECM)は、大気と海洋の両方から直接大気中の二酸化炭素を回収し、燃料や化学物質などの貴重な製品に変換することによって大気中の二酸化炭素を削減する二酸化炭素除去(CDR)アプローチを推進するための研究開発(R&D)プロジェクトに最大3,000万ドルの資金提供
https://www.greencarcongress.com/2022/10/20221001-fecm.html
(3)The world’s largest carbon removal project will break ground in Wyoming
ロサンゼルスに本拠を置くカーボン・キャプチャー・インクとテキサスに本拠を置くフロンティア・カーボン・ソリューションズは、今月初めに「プロジェクト・バイソン」が来年ワイオミング州で正式に操業を開始すると発表(2023年と2024年に予定されている第1フェーズでは、毎年約12,000トンのCO2除去を開始し、2026年までに約200,000トンに容量を拡大する予定です。2030年までに、年間500万トンの大気中のCO2の除去)
(4)Decarbonizing Heavy Industry: TotalEnergies and Holcim Join Forces to Study Solutions for First Carbon-Free Cement Plant in Belgium
ベルギーのTotalEnergygiesとHolcimは、ベルギーのObourgにあるHolcimによってアップグレードされているセメント製造施設の完全な脱炭素化に協力するための覚書(MoU)に署名しました。
https://www.webwire.com/ViewPressRel.asp?aId=295037
(5)Electrochemical CO2 removal: efficient, cheaper, first industrial client
MITで電気化学的にCO2を除去する方法開発し、MITのスピンオフ会社Verdoxによって現在進められています。
https://energypost.eu/electrochemical-co2-removal-efficient-cheaper-first-industrial-client/
(6)Carbon America to develop CCS project at Nebraska ethanol plant
カーボン・アメリカは10月4日、ブリッジポート・エタノールLLCと、ネブラスカ州にある同社の53 MMgyエタノールプラントで炭素回収・貯留(CCS)プロジェクトを開発することで合意
(7)This solar-powered electric car cleans carbon from the air as it drives
オランダ/アイントホーフェン工科大学の学生チームTU/ecomotiveは、二酸化炭素を捕捉する太陽光発電のEVを開発
(8)Less Than Zero: Camelina Co., Praj, LanzaTech, Northwestern, GCH, Yale, NREL launch new centers of excellence to advance feedstocks, cell‐free systems, genome engineering for carbon-negative manufacturing
ゲノム工学の進展のための新しいセンターオブエクセレンスを開設。カメリナセンター(スペイン)、Praj’s Center for Biopolymer(インド)、無細胞システム・ゲノム工学センター(米国)
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.09.30)
今週のカーボンリサイクルにかかるニュース配信を送付しますので、動向把握にご活用頂ければ幸いです。
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また、特にカーボンリサイクルに関連が深いと思われる記事やその他、事務局が注目した記事は、エクセルに黄色のセルで色分けして、一言コメントを入れています。
<今週のトピックス>(CRF事務局担当が注目したニュースや重複記事をピックアップ)
- 26 Bids For UK’s First CCS Round
英国の規制当局である北海移行局(NSTA)は、英国初の炭素貯蔵ライセンスラウンドで合計19社が26件の入札を行ったと発表
- Crowley and Berge Bulk back onboard carbon capture startup Carbon Ridge
商業輸送からの二酸化炭素やその他の温室効果ガス排出量を最大95%削減するための短期的な解決策を提供するシステムを開発しているスタートアップ企業
https://splash247.com/crowley-and-berge-bulk-back-onboard-carbon-capture-startup-carbon-ridge/
- Aureus Earth and the University of Washington Execute Ground-Breaking Carbon Offset Transaction for a Mass Timber Building
建物内に貯蔵されている生物起源の炭素を定量化し、二酸化炭素除去(CDR)に基づいてカーボンオフセットを発行する、持続可能な方法で伐採されたマスティンバーのためのカーボンオフセットプロトコルを開発
https://www.prweb.com/releases/2022/9/prweb18906508.htm
- Simple process extracts valuable magnesium salt from seawater
マグネシウム金属の原料である純粋なマグネシウム塩を海水から単離する簡単な方法を発見
https://www.sciencedaily.com/releases/2022/09/220923153030.htm
- Crowley, Berge Bulk and Scorpio Tankers Support Carbon Capture Startup
商業輸送からの二酸化炭素やその他の温室効果ガス排出量を最大95%削減するための短期的な解決策を提供するシステムを開発しているスタートアップ企業
- GCCA: Cement and Concrete Industry Scales Up Carbon Capture, Utilisation and Storage (CCUS) Efforts to Accelerate Decarbonisation
世界セメント・コンクリート協会とクリーンエネルギー大臣CCUSが、炭素回収・利用・貯留の展開拡大を支援するための協力を発表
- 東北電力など、新潟東港でCCS構築/回収、輸送技術や費用検証
三菱ガス化学、東北電力、野村総合研究所によるCCSのFS調査
https://www.denkishimbun.com/archives/232731
- DOE releases draft clean hydrogen production standard
ガイダンス草案では、DOEはCHPSが水素1kgあたり4キログラムの二酸化炭素換算(kgCO2e/kgH2)のライフサイクル温室効果ガス(GHG)排出量の初期目標を設定することを提案
https://biomassmagazine.com/articles/19380/doe-releases-draft-clean-hydrogen-production-standard
- Consortium to tackle carbon capture development in Singapore
エア・リキード、シェブロン、ケッペル・インフラストラクチャー、ペトロチャイナを含むコンソーシアムは、シンガポールにおける大規模な炭素回収・利用・隔離(CCUS)ソリューションと統合インフラの開発を評価・推進するための覚書に署名
https://www.fuelsandlubes.com/consortium-to-tackle-carbon-capture-development-in-singapore/
- Petronas bolsters ties with Japan to work toward carbon neutrality
マレーシアの国営エネルギー企業ペトロナスは、経済産業省(METI)と協力覚書(MoC)を締結し、国際協力銀行(JBIC)と覚書(MoU)を締結
https://www.offshore-energy.biz/petronas-bolsters-ties-with-japan-to-work-toward-carbon-neutrality/
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.09.22)
今週のカーボンリサイクルにかかるニュース配信を送付しますので、動向把握にご活用頂ければ幸いです。
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主要なニュースは今週のトピックスとして記載しております。
また、特にカーボンリサイクルに関連が深いと思われる記事やその他、事務局が注目した記事は、エクセルに黄色のセルで色分けして、一言コメントを入れています。
<今週のトピックス>(CRF事務局担当が注目したニュースや重複記事をピックアップ)
①1800 MW combined cycle plant with CCS planned for West Virginia
Competitive Power Ventures(CPV)は、炭素回収貯蔵(CCS)を利用するために、ウェストバージニア州を1800MWの天然ガス焚き複合サイクルプラントの本拠地に選んだ。
②HMD’s 30,000cbm LCO2 carrier design gets green light
現代ミポドックヤード(HMD)は、世界初の30,000cbm液化二酸化炭素キャリアの開発のための設計承認を獲得しました。
https://www.offshore-energy.biz/hmds-30000cbm-lco2-carrier-design-gets-green-light/
③CO2貯留層の連続監視コスト大幅減/東大、九大が超小型装置
東京大学と九州大学は14日、二酸化炭素(CO2)貯留層を連続的にモニタリングするための超小型震源装置(PASS)を開発、JAPEXらとCCSでの利用に向けて共同研究を実施中
https://www.denkishimbun.com/archives/230994
④Carbon emissions research in Tauranga
主任研究者のテリー・イッソンは、同じくワイカト大学のルイス・スキッパーとともに、地元のイウィ・ガーティ・プーケンガおよびバランス・アグリ・ニュートリエンツと提携し、ベイ・オブ・プレンティとワイカト農地の細かく粉砕されたマフィック岩を炭素回収に使用し、世界的な影響をもたらす可能性
https://www.sunlive.co.nz/news/302976-carbon-emissions-research-tauranga.html
⑤Woodside, 6 Japanese partners to conduct feasibility study on lower-emissions ammonia supply chain from Australia to Japan
ウッドサイドエネルギー;独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)丸紅株式会社;北陸電力;関西電力;東北電力;北海道電力は、オーストラリアから日本への低排出燃料アンモニアサプライチェーンの構築に関するフィージビリティスタディ(フェーズ2)を共同で実施する共同研究契約を締結
https://www.greencarcongress.com/2022/09/20220918-woodside.html
⑥World’s biggest carbon capture plant set for Wyoming
Frontier Carbon SolutionsのDAC(固体吸着材)で回収したCO2の貯留や利用。2030年までに500万トン/年を回収
https://newatlas.com/environment/project-bison-carbon-capture-plant-worlds-largest/
⑦First public global database of fossil fuels launches
世界の化石燃料の生産、埋蔵量、排出量を追跡するための初のデータベースが、ニューヨークの国連総会で開催される気候会議に合わせて開始された。
https://www.wlky.com/article/first-public-global-database-fossil-fuels-launches/41286412
⑧関西電力、CO2回収および輸送に関する調査委託業務契約を締結
関西電力は、CCSバリューチェーンを国内で構築するため、必要となる技術やコストの調査を開始すると発表した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP640552_Q2A920C2000000/?au=14
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.09.16)
今週のカーボンリサイクルにかかるニュース配信を送付しますので、動向把握にご活用頂ければ幸いです。
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<今週のトピックス>(CRF事務局担当が注目したニュースや重複記事をピックアップ)
①GC Moves Toward Net Zero Target By Venture Capital Investment In ECONIC, Developer Of Catalyst Technologies For Carbon-To-Value Creation For Sustainable Polymer Production
PTT Global Chemical Public Company Limitedは、CO2からの持続可能なポリマー生産のための炭素から価値への創造のための触媒技術の開発者であるECONICに共同投資
②A Breakthrough Discovery In Carbon Capture Conversion For Ethylene Production
イリノイ大学シカゴ校のMeenesh Singhが率いる研究者チームは、工業用排気ガスから回収された二酸化炭素の100%をプラスチック製品の重要な構成要素であるエチレンに変換する方法を発見
③SHI, BASF to study carbon capture onboard ships
韓国の造船大手サムスン重工業は、ドイツの化学メーカーBASFと提携し、CO捕獲の共同実現可能性評価を実施
https://www.offshore-energy.biz/shi-basf-to-study-carbon-capture-onboard-ships/
④Trio to develop ‘first offshore floating CCS hub project in Asia Pacific’
オーストラリア沖でのオフショア浮体式CCSハブの開発
⑤New Technologies for Reduced-Carbon Concrete Are On the Horizon
CarbonCure、Blue Planet、Fortera、Sublime、Urban Mining Industries、北米の低炭素コンクリート技術の展開を目指すスタートアップ企業。
https://www.enr.com/articles/54809-new-technologies-for-reduced-carbon-concrete-are-on-the-horizon
⑥Running brand On creates shoe made from carbon emissions
ランニングブランドOnは、回収したCO2から作成した原料、プラスチック廃棄物から世界初のアップサイクル熱可塑性ポリウレタンと呼ばれるものを使用して靴を作成
https://www.retaildive.com/news/running-brand-on-first-shoe-carbon-emissions-co2/631816/
⑦Woodside advances ammonia studies with Japanese partners
低CO2排出アンモニア生産を含むオーストラリアから日本へのアンモニアサプライチェーンの実現可能性を調査
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.09.09)
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<今週のトピックス>(CRF事務局担当が注目したニュースや重複記事をピックアップ)
①Emission Control: Dutch developer reckons Juncao grass could offset ALL CO2 emissions worldwide
コロンビアに成長速度の速い植物を植えて、CO2を吸収する。植物は液化して地下水に注入し、人工泥炭を作ることでCO2排出量を削減する。
②Recycling Greenhouse Gases
メタンとCO2を水素とCOに変換する触媒。炭素の層の形成(コーキング)を抑制する金属ナノ粒子を製造。
https://www.enn.com/articles/71081-recycling-greenhouse-gases
③LR Awards HHI Design Approval for LCO2 carrier
ロイドレジスター(LR)は、世界初の40,000m3液化二酸化炭素キャリアの開発のために、韓国の造船会社現代重工業(HHI)に設計承認
https://www.marinelink.com/news/lr-awards-hhi-design-approval-lco-carrier-499231
④Indonesian oil company Pertamina ramps up carbon capture efforts
インドネシア国営石油・ガス会社ペルタミナは、エクソンモービルからフランスのエア・リキード、日本の商社三井物産まで、複数の新規提携を通じて、炭素回収・利用・貯蔵(CCUS)技術の開発能力を開発する動きを加速
⑤三菱商事・三井物産、豪CCSで鉱区探査の許認可取得
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC021I80S2A900C2000000/
⑥Hydrogen plant proposed by ConocoPhillips and Japanese firm
ConocoPhillipsは、日本最大の公益事業会社であるJERAと協力して、湾岸沿いのどこかで米国の水素ガスプロジェクトを立ち上げ
http://www.okenergytoday.com/2022/09/hydrogen-plant-proposed-by-conocophillips-and-japanese-firm/
⑦Construction Begins On World’s Largest Air Capture Plant
テキサス州エクター郡にある最初の大規模ダイレクトエアキャプチャ(DAC)プラント(カーボンエンジニアリング)の詳細なエンジニアリングと早期サイト建設を開始する予定
⑧Direct air carbon capture project planned for Wyoming
CarbonCapture Inc.は、Frontier Carbon Solutionsと提携して、ワイオミング州で2030年までに年間500万トンの大気中のCO2を除去するプロジェクトを開発
https://www.power-eng.com/emissions/direct-air-carbon-capture-project-planned-for-wyoming/
⑨ConocoPhillips, JERA Propose to Develop US Hydrogen Gas Plant
ガルフコースト工場はガスから水素を製造し、それをアンモニアに変換して輸出
⑩UNC Charlotte architecture professor awarded $1 million grant towards incorporating algae in windows
ノースカロライナ大学シャーロット校の建築学教授は、微細藻類のスクリーンを組み込んだ窓の開発に対して100万ドルの助成金を授与
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.09.01)
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<今週のトピックス>(CRF事務局担当が注目したニュースや重複記事をピックアップ)
①Key project set to help attain carbon goals
中国初のメガトン規模の炭素回収、利用、貯蔵プロジェクトであるQilu-Shengli油田CCUSプロジェクトは、カーボンニュートラル目標を達成するための国家の全体的な推進の一環として月曜日に稼働を開始
http://www.china.org.cn/china/2022-08/30/content_78395648.htm
②Equinor, Shell and TotalEnergies ink first cross-border CO2 shipping and storage deal with Yara
エネルギー大手のエクイノール、シェル、トータルエナジーズの合弁会社であるオーロラは、オランダのヤラのアンモニアと肥料工場から二酸化炭素(CO2)を出荷して貯蔵する契約を結んだ。
③Santos takes FID on offshore pipeline duplication project
オーストラリアのエネルギー会社サントスは、バロッサ合弁事業の運営者として、オーストラリアのノーザンテリトリー沖に位置するダーウィンパイプライン複製プロジェクトを進めるための最終投資決定(FID)が下されたと発表
https://www.offshore-energy.biz/santos-takes-fid-on-offshore-pipeline-duplication-project/
④Two oil & gas firms to develop CCS project that connects Germany & Norway
ノルウェーの国営Equinorとドイツの石油・ガス会社Wintershall Deaは、ヨーロッパ大陸のCO2排出者とノルウェー大陸棚のオフショア貯蔵場所を結ぶ広範な炭素回収・貯蔵(CCS)バリューチェーンの開発を追求することに合意
⑤DOE Announces $46 Million to Explore New Technologies That Convert Carbon and Waste Into Clean Energy
DOEが炭素と廃棄物をクリーンエネルギーに変換する新技術の探求に4,600万ドルを拠出
(参考情報)
廃棄物等有効利用:2950万ドル
藻類ベースCO2利用技術:1650万ドル
⑥Fertilizer Company Plans $2 Billion Carbon-capture Ammonia Facility
肥料会社が20億ドルの炭素回収アンモニア施設を計画、三井物産が設計調査に参加
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.08.19)
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<今週のトピックス>(CRF事務局担当が注目したニュースや重複記事をピックアップ)
①Amazon’s growth limited by lack of phosphorus
アマゾンはリン不足となり、想定よりも炭素固定能力が発揮されない可能性がある。
https://www.sciencedaily.com/releases/2022/08/220810123555.htm
②Cornell Students Chasing Carbon from Trees to Soils
土場のpHをコントロールすることで、炭素固定量を増加させることができる可能性
http://newyorkagconnection.com/story-state.php?yr=2022&Id=926
③A fresh look into grasslands as carbon sinks
コロラド州立大学 放牧による草原の炭素固定量の低下をなどの影響を評価
https://phys.org/news/2022-08-fresh-grasslands-carbon.html
④House passes Inflation Reduction Act
https://biomassmagazine.com/articles/19252/house-passes-inflation-reduction-act
⑤Saudi Aramco Betting Big On Carbon Storage
天然ガスを水素に変換するプロセスによって排出される二酸化炭素を回収、サウジアラビアの東海岸にある工業都市ジュベイル近郊のプロジェクトの第1段階では、年間500万~900万トンの二酸化炭素を貯蔵
⑥Padeswood cement works shortlisted for CCS
パデスウッドが炭素回収技術を現場に設置することを支援することで、ハイネット脱炭素化クラスターの一部として英国初のネットゼロセメント事業となる
https://www.theconstructionindex.co.uk/news/view/padeswood-cement-works-shortlisted-for-ccs
⑦Equinor Proceeding With Large-Scale Hydrogen Project In UK
Equinorの水素からハンバーサルテンドへの生産施設は、英国政府のクラスターシーケンシングプロセスのフェーズ2を成功裏に進めた。東海岸クラスターのCO2インフラストラクチャに接続し、2020年代半ばに運用予定。
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.08.10)
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<今週のトピックス>(CRF事務局担当が注目したニュースや重複記事をピックアップ)
①Getech secures contract for geoscience platform
石油、重要鉱物、地熱、炭素回収・貯留(CCS)市場にさらに大きな価値を提供する新しいコンテンツとして地球の進化をモデル化する次世代ツールを発表。
②Researchers discover inexpensive, efficient method for carbon capture
カリフォルニア大学:メラミン材料など安価な材料を使用したCO2回収材料(メラミンナノボーラスネットワーク:MNN)の研究開発。
③Senate passes bill with new SAF, clean fuel, hydrogen tax credits
米国、新しいSAF、クリーン燃料、水素税額控除を含む法案を可決
④株式会社ミダックは産業副産物(廃棄物)と最終処分場を活用し、焼却由来CO₂のCCSに取り組みます
https://www.kyodo.co.jp/pr/2022-08-09_3709577/
⑤Fossil-Fuel Capacity and the Journey to Net-Zero
カーネギーメロン大学(CMU)とワイオミング大学の研究者は、既存の化石燃料容量が、炭素回収・貯留(CCS)に対する現行および修正された「セクション45Q」税制上の優遇措置の両方でネットゼロに達する上で重要な役割を果たし得ることを明らかにしています。
https://www.azocleantech.com/news.aspx?newsID=32099
⑥Microsoft buys carbon removal credits from direct air capture firm Heirloom
鉱物化固定の技術を有するスタートアップHeirloomから炭素除去クレジットを購入
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.08.05)
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①Senate Inflation Reduction Act packed with bioenergy incentives
米国:主要な税制・気候パッケージである2022年インフレ削減法を採決に持ち込むことで合意に達したと発表。
②Overcoming challenges in CCUS operations
CCUS運用における基本的な課題について
③BV and HK-Based Ship Owner Wah Kwong Studying Carbon Capture at Sea
船舶へのCCSユニット設置に対する協力契約。ばら積み貨物船を対象に設計を開発し、その後石油タンカーへの調査を行う。
④Urgent investment is needed to mitigate airports’ carbon dioxide emissions, Cranfield University reports
英国のクランフィールド大学は、「革新的なアプローチを用いた空港での炭素回収の実行可能性」という報告書で、空港のCO2排出量を軽減するために緊急の数百万ポンドの投資が必要と報告
⑤Drax submits plans to build world’s largest carbon capture and storage project
2020年代に20億ポンドを投資して、炭素回収貯蔵(BECCS)ユニットを備えた2つのバイオエネルギーを開発する計画
⑥South Korean firms, Petronas tie up on cross-border CCS
SKエナジーは、他の韓国企業5社とともに、マレーシアの国営エネルギー会社ペトロナスと国境を越えた炭素回収・貯留(CCS)プロジェクトを開発する最初の合意書に署名
⑦China launches scientific expedition to investigate ice, carbon storage in Yangtze headwaters
中国青海省北西部のダムク川流域の湿地で野外観測実験を開始、湿地の炭素吸収の可能性と炭素貯蔵を調査
http://en.people.cn/n3/2022/0803/c90000-10130611.html
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.07.29)
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①日本製鉄 微生物を利用してCO2 から基礎化学品を製造する研究開発に着手
日本製鉄、クイーンズランド大学らと微生物を利用してCO2 から基礎化学品を製造する研究開発
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/995789
②Designing roots to reach new depths could help carbon storage in soil
ノッティンガム大学とボローニャ大学の研究者は、根の成長の角度を制御する大麦と小麦の重要な遺伝子を発見。炭素貯蔵や干ばつストレスに対する回復力が向上
https://www.eurekalert.org/news-releases/959614
③“CC-Ocean” Marine-based CO2 Capture System Demonstration Project Receives “Marine Engineering of the Year 2021″ Award
④High-Speed Storage Of CO2 Discovered In Bacteria Could Help Fight Climate Change
水素をエネルギー源として使用してCO2を効率的に貯蔵させる新しい方法につながる可能性がある細菌
⑤Hydrogen production and carbon capture in a single step
セラミック膜反応器を用いた水素製造技術のスケールアップの研究。2年後の商用化を目指している。
https://techxplore.com/news/2022-07-hydrogen-production-carbon-capture.html
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.07.22)
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<今週のトピックス>(CRF事務局担当が注目したニュースや重複記事をピックアップ)
(1)UK embarks on world-first blue carbon mapping project
WWF-UK、The Wildlife Trusts、RSPBが資金提供するスコットランド海洋科学協会(SAMS)との先駆的なプロジェクトは、英国の気候レジリエンス努力の一環として、英国のブルーカーボン貯蔵庫を完全にマッピングします。
https://thefishsite.com/articles/uk-embarks-on-world-first-blue-carbon-mapping-project
(2)Alberta to ‘kickstart’ industrial, oilpatch carbon capture projects with $40-million fund
Emissions Reduction Alberta(ERA)は今週、Carbon Capture Kickstartファンドを通じて、州全体で11の炭素回収利用および貯蔵(CCUS)プロジェクトに4,000万ドル以上を提供すると発表
(3)Canada’s oilsands look into use of nuclear power as ‘net zero changes everything’
カナダオイルサンド産業への熱源供給などにSMR(小型原子炉)適用可能性を言及
(4)ADNOC, TotalEnergies sign strategic partnership agreement
ADNOC、トータルエナジーズが戦略的パートナーシップ契約に調印
http://wam.ae/en/details/1395303067364
(5)Red Trail Energy begins carbon capture and storage
レッドトレイルエナジーLLCは、6月16日にノースダコタ州リチャードトン近郊にあるエタノール施設で炭素回収貯蔵(CCS)を正式に開始したと発表
https://ethanolproducer.com/articles/19447/red-trail-energy-begins-carbon-capture-and-storage
(6)Airbus Partners With Major Airlines To Develop Direct Air Carbon Capture and Storage Technology
1PointFiveと提携し、4年間で40万トンの炭素除去クレジットを事前購入、DACSSへの投資へ。
https://simpleflying.com/airbus-carbon-capture-partnership/
(7)Biden-Harris Administration Launches $2.6 Billion Funding Programs To Slash Carbon Emissions
恒久的な地質学的貯蔵のために二酸化炭素(CO2)を輸送や建設資材などの価値のある最終用途に変換するための地域パイプラインネットワークを拡大する2つのプログラムに26億ドルの資金を提供すると通知
(8)Holcim secure two EU Innovation Fund grants
ホルチムのレーゲルドルフ工場から回収された炭素がモビリティ部門の合成燃料および化学産業の原料として変換されるドイツのヴェストキュステ100プロジェクトの一部であるCarbon2Businessを支援及びポーランドにおけるホルチムのGo4ECOPlanetプロジェクトも支援しており、2027年までにネットゼロプラントになるというビジョンを掲げ、クジャウィの同社のサイトからCO2回収から北海のオフショア貯蔵までのエンドツーエンドの炭素回収および貯蔵(CCS)チェーンの構築
https://www.agg-net.com/news/holcim-secure-two-eu-innovation-fund-grants
(9)STARTUP SAYS IT’S GENE HACKED TREES TO SUCK UP MORE CLIMATE-DESTROYING CO2
遺伝子組み換えにより成長速度を速めた植物による炭素吸収技術
https://futurism.com/the-byte/startup-gene-hacked-trees-co2
(10)‘AI will play an important role in developing next-gen advanced materials’
MOFナノ粒子の次世代デジタル製造技術の開発
https://www.siliconrepublic.com/innovation/david-madden-mofs-ai-energy-climate
(11)Skytree Launches First On-site Carbon Capture Unit at Growy Farms in the Netherlands
大気からCO2を回収し、屋内農場に正確なCO2提供を可能にするオンサイト炭素回収ユニットの設置
https://www.prweb.com/releases/2022/7/prweb18795808.htm
(12)Modified rail cars clean air of CO2 and help mitigate climate change
列車の減速時の運動エネルギーを使用したDAC技術の車両開発
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.07.08)
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(1)U.S. Department of Energy Announces $39 Million for Research and Development to Turn Buildings Into Carbon Storage Structures
DOEが建物を炭素貯蔵構造に変えるための研究開発に3,900万ドルを拠出
(2)H2SITE Raises 12,5M€ To Scale Membrane Reactor Breakthrough Technology
Breakthrough Energy Ventures(BEV)が率いるシリーズA資金調達ラウンドで12,5百万ユーロを獲得
(アンモニア、メタノールから水素を取り出す技術)
(3)Ingenza Awarded Government Funding to Develop Novel Carbon Capture Technology
バイオテクノロジー企業のIngenzaはネットゼロイノベーションポートフォリオから約45万ポンドを授与
https://www.azocleantech.com/news.aspx?newsID=31936
(4)Solar-powered direct air carbon capture tech from Australia
シドニー大学発スタートアップAspiraDACのDACが、MetaとAlphabetが支援するFrontierからの購入の第1ラウンドの一部に選定
https://www.pv-magazine.com/2022/07/05/solar-powered-direct-air-carbon-capture-tech-from-australia/
(5)Energy Security Bill introduced to UK Parliament
英国エネルギー安全保障法案:CCUS、水素などの大規模展開の支援、熱ネットワーク、電気ヒートポンプのコストダウンなどクリーン技術の導入拡大。2030年までに英国の新しい産業への民間部門の投資を1,000億ポンド推進し、水素や洋上風力を含む国内エネルギー供給の多様化を支援。
https://energydigital.com/renewable-energy/energy-security-bill-introduced-to-uk-parliament
(6)CLEANO2 LAUNCHES BODY BAR SOAP THAT TRANSFORMS CO2 INTO PEARL ASH
CO2を転換した石鹸を販売、今年後半にシャンプーやコンディショナーのヘアバーなど様々な商品を販売予定
カーボンリサイクル/CCUS関連ニュース配信(2022.06.30)
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(1)Tata Chemicals Europeが英国最大の二酸化炭素回収プラントを開設
産業規模の炭素回収・利用プラントを開設。回収したCO2は重曹製造の原料に利用。
https://www.kyodo.co.jp/pr/2022-06-24_3698689/
(2)ExxonMobil wants Govt. help to develop clean energy tech — Woods
二酸化炭素の回収の価格はトン当たり最高で50ドルだが、CCS加速のため100ドルを提案
(3)Climate tech firm to launch scaled-up plant sucking CO2 from air
スイスの新興企業Climeworks AGは、2番目の大規模直接空気捕捉(DAC)プラントがアイスランドに18〜24ヶ月で建設され、年間36,000トンのCO2を空気回収する
https://wtaq.com/2022/06/28/climate-tech-firm-to-launch-scaled-up-plant-sucking-co2-from-air/
(4)OGCI Climate Investments invests in KeyState Natural Gas Synthesis
脱炭素化の専門投資家であるOGCI Climate Investments(OGCI CI)は、米国ペンシルベニア州で最初の炭素回収・貯留プロジェクトを開発するプロジェクト会社であるKeyState Natural Gas Synthesis (KeyState)に投資
(5)ExxonMobil, Shell, CNOOC to explore CCS hub potential in China
エクソンモービル、シェル、CNOOCおよび地方自治体は、中国広東省における世界規模の炭素回収・貯留(CCS)プロジェクトの可能性を評価することに合意
https://www.offshore-energy.biz/exxonmobil-shell-cnooc-to-explore-ccs-hub-potential-in-china/
(6)Dutch regulator: Shell and TotalEnergies can collaborate on CO2 storage
オランダ消費者市場局(ACM)は、競合他社のシェルとトータルエナジーズが北海の空の天然ガス田でのCO2貯蔵で協力することを承認
(7)MAE dynamometer aids Aramco mobile carbon capture research
ダイナモメータは、トラックやバスにおけるモバイルCCSに関するアラムコの研究を促進
(8)Bangchak Group Joins National Effort towards a Low-Carbon Society with “BCP NET” Plan to Achieve Net Zero by 2050
タイ/バンチャック・グループが会環境開発モデルの一環として、マク島のブルーカーボンを支援
https://www.thailand4.com/en/Lh8P
(9)Canada to allow companies to get tax credits and sell carbon credits
カナダ・クリーン燃料基準の最終規則を閣議決定
(10)Petronas partners Mitsui in carbon capture and storage solutions
ペトロナスが炭素回収・貯留ソリューションで三井物産と提携
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