Case Study取組事例

早成桐『ジャパロニア』植栽によるCO2吸収と地方創生

  • 業種:
  • その他
  • 分野:
  • ネガティブエミッション(植林・ブルーカーボン・BECCS・ DACSS、バイオ炭・⾵化促進等)
実施会員:一般社団法人 クール・アース

一般社団法人クール・アースは早成桐『ジャパロニア 品種登録申請中』と言う早生樹【4~5年で胸高直径35~40㎝、樹高15m】の種子からの育苗~植樹~育生管理~成木後の各種製品化の開発まで一貫した取組みを行なっており、今年で15年目を迎えます。

2020年には大学機関との共同研究で、42.6㎏/年/本のCO2吸収量の数値化を算出。2021年には国内30都道府県にて約15,000本の試験植栽を行ない、各地で順調に生育中。2023年度も11月までに約6,000本の植栽を実施。

 

植栽後4~5年で直径35㎝~40㎝ 樹高約15mに成長(左図、中央図)

植栽後、3ヶ月で約3mに生長(右図)

出典:クールアース資料

 

植栽圃場は主に耕作放棄地【地目変更せず、肥培管理をする事で農地のまま植栽可能】が全体の約80%、残り20%は杉や雑木の伐採後、山林に植栽しており、成木後は伐採し、約70%は内装用軽量合板や建材、家具や楽器他、付加価値の高い製品化に成功、現在量産化を計画し、地産地消完全循環型ビジネスモデルを構築中。 耕作放棄地や荒廃山林を活用し、地方創生、雇用の創出を目指しています。

特に九州地区では一人一本の植栽を目標に『九州ネガティブアイランド構想』を掲げ、1,300万本の植栽計画を推進中。

 

早成桐地産地消循環型システム

出典:クールアース資料

早成桐で製作した各種製品

出典:クールアース資料

 

参照URL

https://cool-earth.biz/

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